スズランの花言葉
スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」です。
西洋(英語)では「return of happiness(再び幸せが訪れる)」「sweetness(優しさ、愛らしさ)」「humility(謙遜)」「purity(純粋)」の花言葉がつけられています。
スズランは5月1日、5月2日、5月28日の誕生花です。
色 | 花言葉 | 西洋(英語) |
---|---|---|
全般 | ・再び幸せが訪れる ・純粋 ・純潔 ・謙遜 |
・return of happiness(再び幸せが訪れる) ・sweetness(優しさ、愛らしさ) ・humility(謙遜) ・purity(純粋) |
以下では花言葉の由来や誕生花、スズランの知って得する豆知識をご紹介します。
スズランの花言葉
日本ではスズラン全般に「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」の花言葉がつけられています。
西洋ではスズラン全般に「return of happiness(再び幸せが訪れる)」「sweetness(優しさ、愛らしさ)」「humility(謙遜)」「purity(純粋)」の花言葉(英語)がつけられています。
スズランの花言葉の由来とは?
スズランの花言葉の「再び幸せが訪れる」は、スズランがヨーロッパの北国の人々にとって春の訪れの喜びのしるしになっていることに由来します。
また、西洋ではユリは「純粋・純潔」を、スミレは「謙遜・謙虚」をあらわし、スズランはその両方をあらわす花にふさわしいとされることから「純粋」や「謙遜」の花言葉がつけられています。
毒竜を倒したスズランの伝説とは?
セントレオナールは森の守護神で、純潔で若くたくましい青年でした。
ある日、森の中で恐ろしい毒竜に襲われた彼は3日間必死に戦い、4日目の朝、ついに毒竜を倒しました。
激しい戦いによりセントレオナールも全身傷だらけになってしまいました。
彼の血がしたたりおちた地を神は聖なる場所とし、そのしるしに白いスズランの花を咲かせたといいます。
5月1日は「スズランの日」?
ヨーロッパでは5月の花として愛されているスズラン。
フランスでは5月1日を「スズランの日」と呼び、この日にスズランの花をプレゼントすると、受けとった人に幸福が訪れるといわれています。
1560年、9歳のフランス王シャルル9世(1550~1574)が地方を訪れたとき、幸福をもたらす花としてスズランを贈られたといいます。
その後シャルル9世は、毎年春になると宮廷の婦人たちにスズランを贈るようにしたことからこの風習が生まれたといいます。
フランスではスズランをミュゲ(muguet)と呼ぶことから5月1日を「ミュゲの日」ともいいます。
スズランには怖い花言葉がありますか?
西洋や日本の標準的な花言葉において、スズランには怖い花言葉がつけられていません。
なお、西洋では特に黄色い花に不吉な花言葉がつけられています。以下は黄色い花につけられた不吉で怖い花言葉です。
花 | 色 | 日本 | 西洋 |
---|---|---|---|
バラ | 黄 | ・愛情の薄らぎ ・嫉妬 |
・愛情の薄らぎ ・嫉妬 |
カーネーション | 黄 | ・軽蔑 | ・あなたには失望しました ・拒絶、拒否 ・軽蔑 |
ユリ | 黄 | ・偽り | ・偽り |
チューリップ | 黄 | ・望みのない恋 | ・望みのない恋 ・報われぬ恋 |
キク | 黄 | ・破れた恋 | ・軽んじられた恋 |
スズランの花名の由来とは?
スズラン属の学名「Convallaria(コンバラリア)」は、ラテン語の「convallis(谷)」を語源とし、スズランの自生地に由来するといわれます。
和名の「鈴蘭(スズラン)」は、花の形が鈴に似ていることに由来します。名前に”ラン”とありますが、ラン科ではなくキジカクシ科の植物です。
別名の「君影草(キミカゲソウ)」は、大きめの葉に寄り添うようして花を咲かせることにちなむといわれます。
英語では「Lily of the valley(谷間のユリ)」と呼ばれます。
科・属名 | キジカクシ科(以前はユリ科)スズラン属 |
学名 | Convallaria majalis |
和名 | 鈴蘭(スズラン) |
別名 | 君影草(キミカゲソウ)、谷間の姫百合(タニマノヒメユリ) |
英名 | Lily of the valley |
原産地 | ヨーロッパ、アジア |
スズランはいつの誕生花?
スズランは5月1日、5月2日、5月28日の誕生花です。
花 | 誕生花 |
---|---|
スズラン | 5月1日、5月2日、5月28日 |
スズランの季節や値段は?
スズランの花が咲く季節は春です。開花時期は4月~5月頃です。
スズランの切り花がお花屋さんに並ぶのは1月~6月頃です。
フランスでは5月1日が「スズランの日(ミュゲの日)」とされており、日本でも4月~5月に多く出回ります。一般に流通しているのはヨーロッパ原産のドイツスズランです。
スズランの切り花の値段は1本120円~200円程度です。花色は白とピンクです。
切り花の花持ち(日持ち)は短めで5日前後になります。
なお、スズランは花や葉も強い毒をもっているので取り扱いに注意しましょう。
開花の季節 | 春 |
開花時期 | 4月~5月 |
出回り時期 | 1月~6月(最盛期は4~5月) |
花持ち日数 | 3~5日程度 |
値段 | 1本120円~200円程度 |
花色 | 白、ピンク |
各月に咲く花の一覧
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
スズランは育てやすい?
日本に自生するスズランはドイツスズランに比べて暑さに弱く、初心者にはドイツスズランがおすすめです。
夏の間に半日陰となる場所で育てます。また、水はけのよい土壌が適しています。
園芸分類 | 草花、山野草 |
形態 | 多年草 |
草丈・樹高 | 15~20cm |
難易度 | ★★ (5段階) |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | やや弱い(日本のスズランは弱) |
日当たり | 夏の強い日光を嫌う |
「多年草」は種まきや植えつけをしてから2年以上生存する草本植物(木にならない植物)のことをいいます。種をまいてから1年以内に花が咲き、実をつけ、枯れてしまう植物を「一年草」といいます。
【関連・参考サイト】
スズランとは(みんなの趣味の園芸)
スズラン(Wikipedia)
スズランを国花とする国は?
スズランを国花とする国はスウェーデン、フィンランドです。
【関連・参考サイト】
国花(Wikipedia)
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他のキジカクシ科の花は?
スズランはキジカクシ科スズラン属の植物です。スズラン以外のキジカクシ科の花と花言葉をご紹介します。
キジカクシ科の花オーニソガラム | 詳細 →
花言葉(全般): 「純粋」「才能」
科・属名: キジカクシ科オーニソガラム属
チューベローズ | 詳細 →
花言葉(全般): 「危険な快楽」
科・属名: キジカクシ科チューベローズ属
ドラセナ | 詳細 →
花言葉(全般): 「幸福」
科・属名: キジカクシ科ドラセナ属(別名:リュウケツジュ属)
ヒヤシンス | 詳細 →
花言葉(全般): 「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」
科・属名: キジカクシ科ヒヤシンス属
ブルーベル | 詳細 →
花言葉(全般): 「謙遜」「変わらぬ心」
科・属名: キジカクシ科ヒヤシントイデス属
ムスカリ | 詳細 →
花言葉(全般): 「失望」「失意」
科・属名: キジカクシ科ムスカリ属
ギボウシ | 詳細 →
花言葉(全般): 「沈静」
科・属名: キジカクシ科ギボウシ属
ヤブラン | 詳細 →
花言葉(全般): 「隠された心」「忍耐」
科・属名: キジカクシ科ヤブラン属
ユッカ | 詳細 →
花言葉(全般): 「颯爽とした」「勇壮」
科・属名: キジカクシ科イトラン属
シラー | 詳細 →
花言葉(全般): 「寂しさ」「哀れ」「多感な心」「変わらない愛」
科・属名: キジカクシ科ツルボ属(シラー属)
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