パンジーの花言葉

パンジー、Pansy_01photo: James Jordan

パンジー全般の花言葉は「もの思い」「私を思って」。

パンジーの開花時期は10月~5月。パンジーは2月2日、4月10日、5月25日、12月27日の誕生花です。

紫のパンジーの花言葉は「思慮深い」。

黄色いパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田園の喜び」。

白いパンジーの花言葉は「温順」です。

ビオラの花言葉は「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」。

パンジー全般の英語の花言葉は「think of me(私を思って)」「memories(思い出)」「merriment(陽気さ)」。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

パンジー(Pansy)について

秋~春の花(最盛期は10~12月、2~3月)。花色は紫、黄、白、青、ピンク、赤、オレンジ、茶、黒、複色など。

 

パンジー全般の花言葉

「もの思い」「私を思って」


 

色別の花言葉

紫のパンジー

「思慮深い」

黄色いパンジー

「つつましい幸せ」「田園の喜び」

白いパンジー

「温順」

 

ビオラの花言葉

「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」

 

西洋の花言葉(英語)

西洋における花言葉(Language of flowers)をご紹介します。「西洋の花言葉一覧」はこちら

Pansy(パンジー全般)

「think of me(私を思って)」「memories(思い出)」「merriment(陽気さ)」

Purple Pansy(紫のパンジー)

「You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)」

Yellow Pansy(黄色いパンジー)

「remembrance(記憶)」

White Pansy(白いパンジー)

「thoughts of love(愛の思い)」

 

花名・花言葉の由来

花名の由来

属名の学名「Viola(ビオラ)」は、ラテン語で「紫色の」という意味です。

花名のパンジーは、花の模様が人の顔に似ており、花が前に傾いた様子が思索にふけるように見えることから、フランス語の「思想」を意味する単語「pensée(パンセ)」にちなんで名づけられました。

なお、小型のパンジーをビオラと呼びますが、これは属名にちなみます。

花言葉の由来

花言葉の「もの思い」は、花名と同様に花姿が思索にふける人の顔に見えることに由来します。

 

パンジーの誕生花

2月2日4月10日5月25日12月27日

 

パンジーとビオラの違い

ビオラとパンジーはよく似ていますが、園芸上はパンジーの小輪多花性種をビオラと呼んでいます。

一般に花径5cm以上をパンジー、4cm以下をビオラと区別することが多いようですが、最近では見た目が豪華なのがパンジー、かわいらしいのがビオラと曖昧な分け方になっているようです。

 

三色菫とパンジー

パンジーは三色菫(サンシキスミレ)と呼ばれることがありますが、現在のパンジーは19世紀に野生のサンシキスミレとその他2種を交配させて生まれた園芸種になります。

野生のサンシキスミレはヨーロッパに広く分布し、4月~9月にチョウが舞う形をした紫・白・黄の三色や単色の大きな花を咲かせます。

なお、園芸種のパンジーが誕生する以前に使われたパンジーという語はサンシキスミレを指します。

サンシキスミレは、その英名の一つである「Heartsease(心の平和)」にちなみ、失恋の特効薬であるといわれた歴史もあるそうです。

 

パンジーの伝説

天使のキス

ある日、天使が春の野に降り立ち、美しいスミレの花を見つけました。そして花にそっとささやきます。

「人々に、真の愛の心を伝えておくれ。私たちの面影をお前たちに移してあげるから」

天使はそういったあと、花に三回キスをします。それからスミレの花が三色になったそうです。

香りが消えた

ドイツの言い伝えでは、遠い昔、パンジーにもニオイスミレと同じようにすばらしい香りがあったそうです。

しかしその香りのためにあまりにも多くの人が花を摘みに来るので、パンジーは「私の香りをなくしてください」と神に祈ったといいます。

そしてその香りが消えたといわれます。

 

パンジーと文学

イングランドの劇作家、詩人ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)の『夏の夜の夢』では、パンジーの花から絞った汁が愛の妙薬として用いられています。

また、『ハムレット』のオフィーリアの台詞「There’s pansies, that’s for thoughts(これはパンジー、もの思いのしるし)」にもパンジーが登場します。

しかしシェイクスピアが生きていた時代には園芸種パンジーがまだ存在していないため、これらはサンシキスミレ(上記「三色菫とパンジー」を参照)を指しています。

 

パンジーの季節・開花時期

旬の季節: 
開花時期: 10月~5月
出回り時期: 10月~6月(最盛期は10~12月、2~3月)
花持ち日数: 3~7日程度

 

パンジーの名称・原産地

科・属名: スミレ科スミレ属
学名: Viola x wittrockiana
和名: 三色菫(サンシキスミレ)
別名: パンジー、遊蝶花(ユウチョウカ)
英名: Pansy
原産地: 北ヨーロッパ

 

パンジーを国花とする国

ポーランド

 

パンジーの花言葉・誕生花の一覧

名称 パンジー
英名 Pansy
パンジー全般の花言葉 「もの思い」「私を思って」
パンジー全般の英語の花言葉 「think of me(私を思って)」「memories(思い出)」「merriment(陽気さ)」
紫のパンジーの花言葉 「思慮深い」
紫のパンジーの英語の花言葉 「You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)」
黄色いパンジーの花言葉 「つつましい幸せ」「田園の喜び」
黄色いパンジーの英語の花言葉 「remembrance(記憶)」
白いパンジーの花言葉 「温順」
白いパンジーの英語の花言葉 「thoughts of love(愛の思い)」
ビオラの花言葉 「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」
パンジーの誕生花 2月2日、4月10日、5月25日、12月27日
パンジーの開花時期 10月~5月



 

他の冬の花

ツバキ、Camellia
ツバキ | 詳細 →
花言葉(全般): 「控えめな優しさ」「誇り」
科・属名: ツバキ科ツバキ属


シクラメン、Cyclamen
シクラメン | 詳細 →
花言葉(全般): 「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」
科・属名: サクラソウ科シクラメン属


サザンカ
サザンカ | 詳細 →
花言葉(全般): 「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」
科・属名: ツバキ科ツバキ属


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カランコエ | 詳細 →
花言葉(全般): 「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」
科・属名: ベンケイソウ科カランコエ属(別名:リュウキュウベンケイ属)


プリムラ、Primrose
プリムラ | 詳細 →
花言葉(全般): 「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」
科・属名: サクラソウ科サクラソウ属


 

他のスミレ科の花

菫、Violet
スミレ | 詳細 →
花言葉(全般): 「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」
科・属名: スミレ科スミレ属



 
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植物パンジーの詳細: Wikipedia

 

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