ハコベの花言葉

ハコベの花言葉は「ランデブー」「愛らしい」。

ハコベの英語の花言葉は「rendezvous（集合する）」。

ハコベは1月9日、1月25日の誕生花です。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

繁縷（Chickweed）について

春～夏の花。花色は白。

「ランデブー」「愛らしい」

西洋における花言葉（Language of flowers）をご紹介します。「西洋の花言葉一覧」はこちら。

「rendezvous（集合する）」

属名の学名「Stellaria（ステラリア）」は、ラテン語の「stella（星）」を語源として、花が星のような形をしていることに由来します。

ハコベはハコベラが転訛したものといわれますが、ハコベラの語源は不明のようです。

ハコベはハコベ属の総称で、一般にハコベというときはハコベ属の一種である小繁縷（コハコベ）のことを指します。

西洋でもハコベを小鳥のエサにすることから、英語では「Chickweed（ヒヨコの草）」と呼ばれています。

花言葉の「ランデブー（rendezvous）」は、フランス語由来の言葉で「待ち合わせ、会う約束、逢い引き、集合する」といった意味があり、ヒヨコがこの植物に集まることにちなみます。

ハコベは春の七種（ななくさ）の一つで、葉野菜として食用にされます。

・芹（セリ）
・薺（ナズナ）
・御形（ゴギョウ）　※母子草（ハハコグサ）
・繁縷（ハコベラ）　※繁縷（ハコベ）
・仏の座（ホトケノザ）　※小鬼田平子（コオニタビラコ）
・菘（スズナ）　※蕪（カブ）
・蘿蔔（スズシロ）　※大根（ダイコン）

※は現在の名称

七草とは人日の節句（1月7日）の朝に、春の七種の野菜が入った粥（七草がゆ）を食べる風習のことです。

七草がゆはその一年の無病息災を願って食べられますが、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しくなる冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。

江戸時代には武家や庶民にも定着し、幕府では公式行事として、将軍以下すべての武士が七草がゆを食べる儀礼を行っていたといいます。

日本では古代より年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習があり、これが七種の原点とされます。

現在の七種は1362年頃に書かれた『河海抄』（『源氏物語』の注釈書）の「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」が初見とされています。

旬の季節：　春
開花時期：　3月～9月

科・属名：　ナデシコ科ハコベ属
学名：　Stellaria media
和名：　小繁縷（コハコベ）
別名：　ハコベラ、朝しらげ（アサシラゲ）
英名：　Chickweed, Starwort, Stitchwort
原産地：　寒帯から熱帯にいたる世界中に広く分布

名称	ハコベ
英名	Chickweed, Starwort, Stitchwort
ハコベの花言葉	「ランデブー」「愛らしい」
ハコベの英語の花言葉	「rendezvous（集合する）」
ハコベの誕生花	1月9日、1月25日
ハコベの開花時期	3月～9月