アザミの花言葉

アザミの花言葉は「独立」「報復」「厳格」「触れないで」。

アザミの開花時期は5月～8月。アザミは3月19日、4月19日、9月18日、10月21日の誕生花です。

アザミの英語の花言葉は「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

薊（Thistle）について

春～夏の花。花色は赤紫、紫、赤、ピンク、白など。

「独立」「報復」「厳格」「触れないで」

西洋における花言葉（Language of flowers）をご紹介します。「西洋の花言葉一覧」はこちら。

「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」

花名のアザミは、花を折ろうとするとトゲが刺さって驚くことから、「驚きあきれる」を意味する古語「あざむ」が語源になったともいわれます。

花言葉の「独立」「報復」は、アザミの葉や総苞（ツボミ）のトゲにより国土を守ったとされるスコットランドの言い伝え（下記参照）に由来するといわれます。

「触れないで」の花言葉もアザミのトゲにちなみます。

大地の女神が羊飼いの美少年ダフニスに恋を打ちあけようとしたところ、ダフニスはそれに気づかずに行ってしまいました。

失恋した大地の女神は、その悲しみを表現するためにアザミをつくったといわれます。

アザミは雷神トールの花とされ、雷神はこの花を保護していることから、アザミの花を身につけている者は雷から守られるといわれます。

聖母マリアが処刑されたキリストの十字架の釘をとって地面に埋めたところ、そこからアザミが生えてきたといわれます。そのため「祝福されたアザミ」「聖母のアザミ」とも呼ばれます。

1263年にノルウェー軍がスコットランドに侵攻したときのこと。

夜襲のため、足音を立てないよう裸足になっていたノルウェー兵が、暗闇でアザミのトゲを踏みつけ、思わず叫び声をあげてしまいました。

その声を聞いたスコットランド軍が敵を追い払ったといわれます。それ以来、アザミはスコットランドの標章と国花になったといわれます。

旬の季節：　春～夏
開花時期：　5月～8月
出回り時期：　3月～7月
花持ち日数：　7日程度

科・属名：　キク科アザミ属
学名：　Cirsium japonicum
和名：　野薊（ノアザミ）
別名：　ドイツ薊（ドイツアザミ）
英名：　Japanese thistle
原産地：　日本（アザミ属の植物は世界に250種以上）

スコットランド

名称	アザミ
英名	Japanese thistle
アザミの花言葉	「独立」「報復」「厳格」「触れないで」
アザミの英語の花言葉	「independence（独立）」「nobility of character（人格の高潔さ）」「austerity（厳格）」「misanthropy（人間嫌い）」
アザミの誕生花	3月19日、4月19日、9月18日、10月21日
アザミの開花時期	5月～8月