オトギリソウの花言葉
photo: Wisconsin Department of Natural Resources
弟切草(オトギリソウ)の花言葉は「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」。
弟切草(オトギリソウ)の英語の花言葉は「superstition(迷信)」「animosity(敵意)」。
弟切草(オトギリソウ)は6月24日、11月19日の誕生花です。
以下に花言葉の由来などの情報もございます。
弟切草(St. John’s wort)について
夏の花。花色は黄。
オトギリソウ全般の花言葉
「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」
西洋の花言葉(英語)
西洋における花言葉(Language of flowers)をご紹介します。「西洋の花言葉一覧」はこちら。
St. John’s wort(オトギリソウ全般)
「superstition(迷信)」「animosity(敵意)」
花名・花言葉の由来
花名の由来
花名の弟切草(オトギリソウ)は、この植物を原料にした秘薬の秘密をもらした弟を兄が斬り殺したという伝説(下記参照)に由来します。
英語では同属のセイヨウオトギリ(西洋弟切)を「St. John’s wort(聖ヨハネの草)」(下記参照)と呼んでいます。
花言葉の由来
花言葉の「迷信」は、ヨーロッパでこの植物が魔よけに使われたことに由来します。
「秘密」「恨み」の花言葉は、兄が弟を斬り殺したという伝説にちなみます。
オトギリソウの誕生花
オトギリソウの言い伝え
秘薬の秘密
花山院(花山天皇 / 968~1008)の時代、晴頼という優れた鷹匠がいました。
晴頼は鷹が負傷するとある草を用いて傷をなおしました。仲間の鷹匠たちはその草の名を尋ねましたが、彼は絶対に秘密をあかしませんでした。
しかし、彼の弟がうっかり大切な秘密をもらしてしまい、晴頼は怒りのあまり弟を斬り殺してしまいます。
その事件以来、秘密の草は弟切草(オトギリソウ)と呼ばれて世に知られることになったといわれます。
また、その時の弟の血しぶきが葉に黒点(油点)として残ったともいわれています。
聖ヨハネの草(St. John’s wort)
ヨーロッパでは古くから聖ヨハネ(Saint John)の日(6月24日)の前夜に薬草をあつめる風習があり、その薬草を「聖ヨハネの草(St. John’s wort)」や「中夏節の薬草(Midsummer herb)」と呼び、魔よけや病気をなおす不思議な魔力をもっているとされていました。
とくにオトギリソウ属の黄色い花(セイヨウオトギリ)の魔力が強いとされ、イギリスでは一般にこの植物を「聖ヨハネの草」と呼んでいます。
オトギリソウの季節・開花時期
オトギリソウの名称・原産地
科・属名: オトギリソウ科オトギリソウ属
学名: Hypericum erectum
和名: 弟切草(オトギリソウ)
別名: 鷹の傷薬(タカノキズグスリ)、血止め草(チドメグサ)
英名: St. John’s wort(セイヨウオトギリ)
原産地: 日本、中国、朝鮮半島
オトギリソウの花言葉・誕生花の一覧
和名 | 弟切草(おとぎりそう) |
英名 | St. John’s wort(セイヨウオトギリ) |
オトギリソウの花言葉 | 「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」 |
オトギリソウの英語の花言葉 | 「superstition(迷信)」「animosity(敵意)」 |
オトギリソウの誕生花 | 6月24日、11月19日 |
オトギリソウの開花時期 | 7月~8月 |
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植物オトギリソウの詳細: Wikipedia