ヤナギの花言葉

photo: Mark_M

柳（ヤナギ）全般の花言葉は「従順」「自由」。

シダレヤナギの花言葉は「悲哀」。

ネコヤナギの花言葉は「努力が報われる」。

柳（ヤナギ）全般の英語の花言葉は「freedom（自由）」「sadness（悲哀）」。

シダレヤナギは3月12日の誕生花です。

ネコヤナギは1月20日、1月23日、2月12日、9月13日の誕生花です。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

柳（Willow）について

春の花。花色は黄緑など。

ヤナギ全般の花言葉

「従順」「自由」

種類別の花言葉

シダレヤナギ

「悲哀」

ネコヤナギ

「努力が報われる」

西洋の花言葉（英語）

西洋における花言葉（Language of flowers）をご紹介します。「西洋の花言葉一覧」はこちら。

Willow（ヤナギ全般）

「freedom（自由）」「sadness（悲哀）」

Weeping willow（シダレヤナギ）

「mourning（死者への哀悼）」「melancholy（憂うつ）」

Pussy willow（ネコヤナギ）

「motherhood（母性）」「recovery from illness（病気からの回復）」

花名・花言葉の由来

花名の由来

柳（ヤナギ）の名前の由来は諸説あり、古くこの木で矢を作ったことから「矢の木」といい、それが転じたともいわれます。

属名の学名「Salix（サリックス）」は、ケルト語の「sal（近い）」と「lis（水）」が語源となり、水辺に生育する種が多いことにちなむともいわれます。

英語ではヤナギを「Willow（ウィロー）」と呼び、シダレヤナギを「Weeping willow（泣いているヤナギ）」、ネコヤナギを「Pussy willow（ネコのヤナギ）」と呼びます。

花言葉の由来

花言葉の「従順」は、ヤナギの葉が風に従順にしたがうことに由来するといわれます。

その反対の意味となる「自由」の花言葉は、ヤナギの葉が風にしたがって自由に動くことにちなむともいわれます。

シダレヤナギの花言葉が「悲哀」（西洋では「mourning（死者への哀悼）」「melancholy（憂うつ）」）と哀愁のシンボルになっているのは、この木が悲しそうに枝を垂れている姿からではなく、『旧約聖書』の「詩篇」に「虜になったユダヤの女たちが、バビロンの川のほとりにすわり、故郷のパレスチナの山（シオン）を思い出して涙を流し、歌を歌うことなく、岸のヤナギに琴をかけた」と記されたことに由来するといわれます。

シダレヤナギの種小名もこれにちなみ「babylonica（バビロンの）」になっています。

ヤナギの誕生花

1月20日（ネコヤナギ）、1月23日（ネコヤナギ）、2月12日（ネコヤナギ）、3月12日（シダレヤナギ）、9月13日（ネコヤナギ）

ヤナギの種類

ヤナギ属の樹木は世界に約350種が知られ、日本にも30種を越える種があります。

シダレヤナギ（枝垂柳）

中国原産。日本へは奈良時代に渡来したといわれます。

日本のヤナギの代表種であり、一般にヤナギといえばシダレヤナギを指します。3月～4月ごろに花を咲かせます。

ネコヤナギ（猫柳）

日本、朝鮮半島、中国の原産。山地の渓流から町中の小川など、広く川辺に自生します。

「ネコヤナギ」の和名は尾状の花穂をネコの尾に見立てて名づけられました。花期は3月～4月ごろです。かつては川柳（カワヤナギ）と呼ばれていました。

ヤナギの季節・開花時期

旬の季節：　春
開花時期：　3月～4月

ヤナギの名称・原産地

科・属名：　ヤナギ科ヤナギ属
学名：　Salix babylonica
和名：　枝垂柳（シダレヤナギ）
別名：　糸柳（イトヤナギ）、垂り柳（シダリヤナギ）、大枝垂（オオシダレ）
英名：　Weeping willow
原産地：　中国

ヤナギの花言葉・誕生花の一覧

和名	柳（やなぎ）
英名	Willow
ヤナギ全般の花言葉	「従順」「自由」
ヤナギ全般の英語の花言葉	「freedom（自由）」「sadness（悲哀）」
シダレヤナギの花言葉	「悲哀」
シダレヤナギの英語の花言葉	「mourning（死者への哀悼）」「melancholy（憂うつ）」
ネコヤナギの花言葉	「努力が報われる」
ネコヤナギの英語の花言葉	「motherhood（母性）」「recovery from illness（病気からの回復）」
ヤナギの誕生花	1月20日（ネコヤナギ）、1月23日（ネコヤナギ）、2月12日（ネコヤナギ）、3月12日（シダレヤナギ）、9月13日（ネコヤナギ）
ヤナギの開花時期	3月～4月