アツモリソウの花言葉
アツモリソウの花言葉は「君を忘れない」。
アツモリソウは5月30日、11月30日の誕生花です。
以下に花言葉の由来などの情報もございます。
敦盛草について
初夏の花。花色は紅紫色。
アツモリソウ全般の花言葉
「君を忘れない」
花名・花言葉の由来
花名の由来
属名の学名「Cypripedium(シプリペディウム)」は、ギリシア語の「Cypris(女神ヴィーナス)」と「pedilon(スリッパ)」を語源とし、花の形を婦人用のスリッパにたとえたといわれます。
和名の「敦盛草(アツモリソウ)」は、平家物語(下記参照)にも登場する平敦盛にちなみます。袋状の唇弁を持つ花の姿を、平敦盛の背負った母衣(ほろ – 後方からの弓矢を防ぐ防具)に見立ててつけられたといわれます。
アツモリソウは平敦盛の首を取った熊谷直実の名を擬えた同属のクマガイソウと対をなしています。
英名はありません。
花言葉の由来
花言葉の「君を忘れない」は、若くして命を失った平敦盛にちなむといわれます。
アツモリソウの誕生花
平敦盛と熊谷直実
源平合戦における戦いの一つ、一ノ谷の戦い(1184年3月20日)。
源氏の奇襲を受け、平家が劣勢になると、平敦盛(たいらのあつもり / 1169~1184)は騎馬で海上の船に逃げようとしました。
しかし、敵将を探していた熊谷直実(くまがいなおざね / 1141~1207)が「敵に後ろを見せるのは卑怯でありましょう、お戻りなされ」と呼び止めて一騎討ちを挑み、敦盛はこれに応じます。
そして、直実は敦盛を馬から組み落とし、首を斬ろうと甲を上げると、自分の息子と同じ年頃の美しい若者の顔を見て躊躇します。
直実は敦盛を助けようと名を尋ねますが、敦盛は「お前のためには良い敵だ、名乗らずとも首を取って人に尋ねよ。すみやかに首を取れ」と答え、直実は涙ながらに敦盛の首を切りました。
直実は武家の無情を悟り、後に出家して高野山に登ったといいます。
アツモリソウの画像
クマガイソウの画像
アツモリソウの季節・開花時期
アツモリソウの名称・原産地
科・属名: ラン科アツモリソウ属
学名: Cypripedium macranthos var. speciosum
和名: 敦盛草(アツモリソウ)
別名: 延命小袋(エンメイコブクロ)
英名: 無
原産地: 日本、中国、朝鮮半島
アツモリソウの花言葉・誕生花の一覧
和名 | 敦盛草(アツモリソウ) |
英名 | 無 |
アツモリソウの花言葉 | 「君を忘れない」 |
アツモリソウの誕生花 | 5月30日、11月30日 |
アツモリソウの開花時期 | 5月~6月 |
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植物アツモリソウの詳細: Wikipedia